キャンプご飯に飯盒を使ってみませんか?

我が家のキャンプでは飯盒はんごうを使ってご飯を炊いています。

炊飯(飯盒の場合は炊爨すいさんと言うんだそうな)だけでなく、湯煎、お皿やフライパンとしてマルチに活躍する飯盒の魅力をお伝えします。

目次

美味しい「銀シャリ」が炊ける

飯盒の使命は、何と言っても美味しいご飯を炊くこと。

炊き方に多少のコツはありますが、それほど難しいこともなく炊飯器よりも美味しいご飯を炊くことが出来ます。オマケで出来る「おこげ」も美味しく食べられます。

コツはしっかりとお米に水を吸わせること(できれば1時間くらい)、それと火加減です。

鍋として使える

キャンプで遊びすぎて時間が無い時やご飯を作るのが面倒な時には、飯盒でパックご飯を湯煎して温めることもあります。最近のパックご飯は各企業による努力の賜物か、美味しいものが多いですよね。

パックご飯とレトルトカレーにしてしまえば洗い物もなくパパっと夕食を済ませることが出来ます。飯盒を鍋として使って鍋料理も作れますよ。

キャンプで凝った料理を作るのも楽しいですが、ウチのように小さな子供のいる家庭では料理に時間を割くことが出来ない場合もありますので、そんな時にもマルチに使える飯盒が活躍します。

蓋をお皿やフライパンとして使う

外蓋と内蓋を使ってお米の計量が出来るのですが、内蓋はご飯を炊く時には使いませんのでお皿として使うことが出来ます。

また、画像のようなハンドルを別に買えば、外蓋をフライパンにして簡単な料理をすることが出来ます。
しっかり握っていないと落ちてしまうのと、火傷に注意が必要です!

軽い、そして安い 

構造がシンプル故にとても軽量です。僕が使っているキャプテンスタッグの丸形飯盒ですと僅か360g。
ファミリーキャンプではどうしても他の荷物が多くなりますので、荷物を軽量化することでラクに設営・撤収を済ませられます。

多少ヘコんだり汚してしまっても気になりません。安いですから。使い倒して、壊れたらまた買えば良いや~と思える価格なのも、気に入ってるポイントです。
煤で黒光りした飯盒を使っている方が、無骨でカッコよく見えるかも。

スタッキングもバッチリ

キャンプに向かうときには飯盒の中にお米を入れ、ハンドルとしゃもじを内蓋に収納できます。しゃもじは100均で買った小さめのモノを、飯盒の幅に収まるようにカットしました。
お米は事前に研いでおき、ジップロックで吸水させておくとキャンプ場ですぐに炊き始められます。

他にも調味料や小さいバーナーなどが入るスペースがありますので、各個人の装備によって収納するものを考えるのも楽しいと思います。

その他

今回は飯盒の魅力についてご紹介しました。

実際、2018年の地震のときに北海道全域で2~3日停電が続いたのですが、飯盒で美味しいご飯を炊き、ランタンを灯して過ごしていました。普段から使い慣れているキャンプ道具のおかげで、災害時でも暗い気持ちにならず、余裕を持って過ごすことが出来ました。

兵式の飯盒(そら豆の形のヤツ)も玄人のようでおもむきがあるんですけども、洗いやすさや使い勝手を考えウチでは丸形の飯盒を選択しました。

メスティン全盛の昨今ではあまり使っている人を見かけませんので、他の人と違う道具を使いたい方にもオススメです!

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