またまたDIYネタになります。
5年以上使っているリトルプレゼンツのウェーディングシューズですが、釣行回数はさほど多くないとはいえ、流石にソールがすり減って滑ることが多くなってきました。
ソール以外はまだ使えそうなので新しいシューズを買うのも勿体ない、てことでソールのフェルト張り替えをいつも通りDIYでやっていきます。
準備するもの
- フェルト
- ボンド
- カッター(OLFA)
シューズと同じリトルプレゼンツのフェルトを購入しました。特にこだわりはありませんが、何となく同じメーカーで揃えたかっただけです。他のメーカーで安いのがあればそちらの方が良いでしょう。
ボンドは釣り専用の物じゃなくても全く問題無いと思います。むしろ、他の商品で耐久性が優れた物があるかも。テストしてないので分かりませんが、建築資材のコーナーとか探してみると良いのが見つかるかも知れません。
カッターの刃ですが、絶対にOLFAのウェービーを使って下さい。他の方のブログで拝見しましたが、普通のカッターだと全っ然フェルトが切れません!僕も試してみましたのですが、作業効率が5倍くらい変わりますので。
作業開始
道具が揃ったら交換作業に入ります。
まずは、古いフェルトをシューズから切り離す作業。側面からカッターの刃を入れて、少しずつ切り取って行きます。ペンチで引っ張ったりしましたが、全く剥がれる気配が無かったのでカッターで切り進めました。
ある程度切れたらシューズを立てて、上から力を掛けて押し切りの様にして進めると割と簡単に切り取れました。
両足のフェルトを切り離したら、ホントはサンドペーパーで削って綺麗にした方が良いのですが、面倒なのでカッターである程度平らにして終わりにしました。
深く切りすぎてミッドソールまで削れてしまいましたが、あと数年持てば良いと思ってるのでこのまま続けます。
剥がしたフェルトを使い、新しいフェルトシートに型取りします。妻の裁縫セットからチャコペンを拝借しました。購入したフェルトシートの半分で間に合ったので、2回分の足型が取れます。また次回使うときのため保管しておきました。
フェルトシートを切る時も、フェルトを立てて上から押すように切ると簡単に切れました。
カッターの刃はこまめに交換した方がキレイに切れます。
接着剤をフェルトに下塗りしますが、染み込んでしまうので多めに塗っておきました。ヘラか何かで伸ばしましょう。端から剝がれやすくなるので、つま先と踵は入念に。この日は時間がなく作業は翌日に持ち越しです。
下塗りした上にもう一度接着剤を塗って、シューズ裏の接着面にもたっぷり塗りました。購入した接着剤は、今回で使い切ってしまいました。
20分くらい乾かしてから貼り付けます。接着剤の表面が手に付かなくなるぐらいで良いのだとか。
接着面を温めるとくっつきやすいとのことで、カセットボンベのバーナーで少し炙りました。シューズにフェルトを貼り付け、ゴムハンマーで叩いて圧着させてから養生テープで押さえつけます。このまま数日放置して、接着剤が固まるのを待ちましょう。
あと、作業するときは床の養生をしておいた方が良いと思います。フェルトの切り屑やシューズから砂が大量に出てきましたので、片付けの手間が掛かりますので。
完成!したが・・・
3日ほど乾燥させてから、実際に釣りに行くチャンスがあったので実践投入してみました。使ってみた感じではフェルトが剥がれることも無く、とりあえず問題は無さそうです。
ただ、家に帰ってきてシューズをチェックしてみると土踏まずとつま先辺りに剥がれがありました。フェルトを剥がした際に断面をキレイにしなかったためか、圧着が足りなかったか、接着剤の量が不足していたのでしょうか。
リトルプレゼンツの接着剤が無くなってしまったので、家の工具箱にあったボンドを取り出してきました。このボンドは商品名通り「超多用途」であらゆる素材に使用できます。接着力も強力ですので、1本持っておけば色々な場面で活躍してくれました。
つま先の剥がれを補修したところ、バッチリ接着されてビクともしなくなりました。これなら実戦でも全く問題ないでしょう。
作業の不備もあったのかもしれませんが、接着剤に関しては釣り具メーカーより接着剤専業メーカーのモノの方が良いのかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
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