以前に公開したヴォクシーの自作ベッドですが、何度か使用しているうちにいくつか不満な点が出てきたので、改良を重ね大幅に仕様を変更しました。
収納サイズや全体の重量は増加してしまいましたが、荷室とベッドスペースが広くなったので、結果的には満足しています。
以前のベッドで不満に感じた点
①ベッド下の収納スペースが狭い。
車中泊する時はいつも子供を連れて釣りをするのですが、釣り道具やシュラフ、着替えやクーラーボックスなどなど…これまでのベッドだと荷物が入り切らず、収納スペースが手狭に感じていました。3列目シートを畳んで、イレクターで開口の大きなフレームを作ることによりベッド下の収納スペースを拡大しました。
②車の幅に対してベッド下のパネルが小さく、左右のスペースが余っていた。
以前の記事ではカットしたパネコート4枚をベッド下に敷いていましたが、左右の隙間に物を落としたり、スペースを有効に活用出来ていないと感じてベッド幅を拡大しました。車内の幅を最大限使うとセミダブルのマットレスにピッタリのサイズになり、子供2人と一緒に寝ても以前より快適になりました。
③ベッドを設置した状態だと2名(運転席&助手席)しか乗車出来ない。
長男と次男を乗せて運転する際は、当然ながら2列目のシートに1人を乗せて運転しなければなりません。2列目のフレーム(イレクターパイプ)を分割することで、運転中は座席を使えるようにして移動先でスムーズにベッドを設営出来るように仕様変更しました。
以上、いくつかの改善点を踏まえて、ベッドを作成してみます。
ベッドキット作成編
まずは新しく作った3列目のフレームから。今回は黒のパイプとジョイントで作成しました。
パイプの長さとジョイントは以下の通り。
- 1045mm 2本(横のパイプ)
- 760mm 4本(縦のパイプ)
- 400mm 2本(リヤハッチ側の脚)
- 450mm 2本(2列目シート側の脚)※ヴォクシーの床はフラットではないので、水平にするため前後で足の長さを変えています。
- J-4 2個(リヤハッチ側の角)
- J-12A 2個(2列目シート側の角)
- J-59C 4個(補強バー両端)
- J-103 4個(脚の先端)
- J-112A 4個(写真では見えにくいですが、角の部分のグラつき防止の補強パーツ)
前側の足はスライドレールの上に乗せます。この位置だとちょうど2列目シートのアームレストがパイプを押さえてくれて、グラつきを軽減できます。
補強のバーは両端にジョイントを装着したので、上からパチンとハメ込むだけ。
ホームセンターで12mmのコンパネを600mm幅でカットして貰い、角を少しだけ斜めに切りました。木屑やトゲが刺さるのでビニールレザーを両面テープで貼っています。
ウレタンのクッションを入れても良かったのですが、重たくなってしまうのと、上に折り畳みのマットレスを敷くので必要なしと判断してコンパネのみにしました。
フレームに乗せたときにズレないようにジョイントをネジ止めし、上からハメ込むだけ。
ベッド下の荷室は、高さ40センチを確保出来るようにしました。
このサイズであれば、キャンパーに人気のトランクカーゴや無印の頑丈ボックスなど、大きめの荷物を納めることが出来ます。
僕のは昔から使っているRVボックスですが…なかなか壊れないので買い替えさせてくれません。
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