アミティ号のリチウム化 第3段・完結編です。前回の記事はこちら↓

手違いにより走行充電器の配線が接続出来なかったため、予定を早めてリチウムバッテリーを購入するに至りました。
RENOGYのバッテリー紹介
電圧計モニター・走行充電器とRENOGY製にしたため、バッテリー本体も当然RENOGY製を選びます。
違うメーカーのモノでも規格が適合していれば問題ないんでしょうが、統一感があった方が良いと思って同じメーカーで揃えました。
RENOGY Core-Mini バッテリー 100Ah(ヒート機能付き)
RENOGYのCore-Miniシリーズのバッテリーです。従来のバッテリーよりも同容量で45%小型化され、キャンピングカー車内の限られたスペースでも設置しやすくなります。
100Ahのバッテリーを2個購入して合計200Ahに。これまでの鉛サブバッテリーと容量は同じですが、リチウム化により実質的に使用可能な電力は2倍くらいになると予想します。
※鉛のディープサイクルバッテリーは電圧低下が大きく、容量の半分程度しか使用できないため
アミティは他のキャブコンよりも車体がコンパクトでスペースに余裕がありませんので、バッテリー自体も小型のタイプを選びました。
また、リチウムバッテリーは低温環境下での充電によりバッテリーがダメージを受けるため、BMSで充電停止されてしまう仕様です(RENOGYの場合は5℃以下で充電停止)。寒冷地でも充電・放電できるヒート機能付きのタイプを選びましょう。
僕の住む北海道では冬はマイナス10℃を下回ることもあり、冬のお出かけ中にバッテリーが使えなくなると死活問題ですので…
取り付け前の準備
取り付け前に2台のバッテリーを満充電してから、並列に接続して24時間ほど放置します。
各バッテリー間の電圧に差が出ないように取説で推奨されていましたので、おとなしく従います。
※バッテリーは1個ずつキャンピングカーに接続して、外部充電器で満充電させました。

また、接続のためにケーブルが追加で必要になるのでHKIVケーブル14Sqの赤・黒1本ずつ、各25cmの長さでオーダーしました。両端にM8端子の取り付けも。
※25cmのケーブル赤3本・黒1本としておけば良かったと思いました。理由は後ほど。
取り付け
前任の鉛バッテリーを置いていたスペースにリチウムバッテリーを2個設置します。作業中は余裕がなく、途中の写真は撮れませんでしたので、完成後の写真を載せます。

事前にサイズを測った時はバッテリー3個分のスペースがあるものの、ケーブルが太くて予想以上に取り回しが大変でした。ケーブルのスペースを考慮するとバッテリーは2個でちょうど良さそうです。
ケーブルの接続について
画像だけだとイマイチ分かりにくいと思うので、それぞれのケーブルがどこに繋がっているか説明を追加しました。+側の赤ケーブルが折れ曲がってしまうので、ヒューズの前後は少し余裕を持たせてループするように接続しました。

前回記事に乗せた配線図も参考まで。


サブバッテリー端子のビスが短く、プラス側の配線4本を1か所にまとめるのはムリでした。金属板をステーの様に加工してケーブルを2本ずつ分けて固定しています。
バスバーで分岐しても良いかもしれませんが、また余計にケーブルが必要になるので止めておきました。
25cmケーブルの赤2本、黒2本を事前に準備してましたが、バッテリー接続の際は+側の赤ケーブルを主に使用したため、黒いケーブル2本が余りました。
バッテリー同士を接続するのに余っていたケーブルを使うと、2本とも黒になってしまいました。個人的に、+端子の方は赤のケーブルに統一しておきたかったところですが、支障はないのでこのままで行きます。
今回の取り付けにあたりケーブルの接続場所で少し迷ったところがあり、RENOGYの公式サイトに問い合わせしてみました。翌日には担当者から的確な回答のメールが届いて、非常に好感が持てました。
取り付け後のテスト
サブバッテリーのリチウム化完了しました。不具合が発生しないかどうか、設定の確認とテストをします。事前の情報では走行充電器がかなり発熱するとか…?必要であれば冷却ファンの追加も考えなくては。
バッテリー容量の更生

外部充電でバッテリーを満タンに充電してから、バッテリーモニターの上▲ボタンを長押しして容量を校正します。満タン状態で200Ahに設定されました。
画像だと93%に減っていますが、通常は100%の表示に変わります。
走行充電テスト
次に走行充電器のテストです。僕は運転手のなのでモニターを見れず、妻の協力を得て撮影してもらいます。

短時間の走行でしたが、走行充電器の上限(50A)に近い値でしっかりと充電されていますね。エンジンの回転数に応じて充電の電流が変わるようで、46A~35Aくらいの範囲で上下していました。
インバーターテスト
以前の鉛バッテリーだと、電子レンジを使用するとインバーター(1500W)が停止してしまうことがありました。バッテリーの劣化のためか、電圧が低下して電子レンジの負荷に耐えられなかったようです。
今回は電子レンジを使用して冷凍のたこ焼きを作り、3分間のテストをクリアしました。電子レンジ使用中はバッテリーモニターの表示が1.5kWでしたので、インバーターの上限ギリギリですね。
電気ケトルも試してみて、単体での使用は問題なくクリアしています。電子レンジとの同時使用はインバーターの仕様で難しいでしょう。
まとめ
無事にアミティ号のリチウム化が成功しました。バッテリーの心配が減り、これまでよりもキャンピングカーライフが快適になるものと期待しています。
僕自身は電気の専門知識は無く、計画の段階から半年くらいかかってしまいましたが、何とか形になりました。冬の間は雪が降ったり、寒くて作業が進まなかったのもあります。
ただ、誰にでもおすすめ出来るものではなく、電気を扱う作業なので感電や火災のリスクは少なからずあります。DIYを検討している方は自己責任でお願いします。
ちなみに、不要になった鉛バッテリーは回収業者さんへ持ち込めば、買取りで現金化できますよ。今回は単価90円/kgで40kg=3600円になりました。高いのか安いのか?分かりませんが。
参考になれば幸いです。


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